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  <title>愛グループのweblog</title>
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  <description>愛グループからのメッセージ</description>
  <lastBuildDate>Sat, 21 Apr 2012 15:20:10 GMT</lastBuildDate>
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    <item>
    <title>一般名処方</title>
    <description>
    <![CDATA[<span style="color:#333333">4月からいろいろ診療報酬の改定があり、その中でも薬局で影響が大きかったのは一般名処方でした。<br />
<br />
一般名処方というのは、処方する医薬品の名称をロキソニンやガスターなどの販売名ではなく、ロキソプロフェン錠60mgやファモチジン錠10mgなどのように「成分名＋剤形名＋含量」、すなわち一般名で処方箋を記載することで、厚労省による医療費抑制策のひとつです。<br />
<br />
一般名処方ならば薬局は先発医薬品やジェネリック医薬品群の中から自由に選択できることになります。<br />
これによって薬価の安いジェネリック医薬品を薬局が選択しやすい環境になりました。<br />
<br />
さらに病院側と薬局側どちらにも、ジェネリック医薬品の使用率を増やせば診療報酬が有利になるように点数配分がなされました。<br />
<br />
薬剤師の裁量権が増えて、さらに報酬上有利にはたらく条件も増えたのですから、薬局側からしても悲願のひとつが叶ったと言えるでしょう。<br />
<br />
この政策が成功してジェネリック医薬品の使用促進が進めば、医療費は削減でき、病院と薬局も診療報酬が増え、患者様のお薬代も減るという夢のようなことになります。<br />
<br />
しかし病院や薬局にとっては良いことばかりではありません。<br />
これまで長い間、お薬は販売名での取り扱いが普通でしたから、慣れていない成分名を目にしても対応する販売名がすぐには浮かんできません。<br />
一般名には呪文のように長いカタカナのものもあり、読みにくくて覚えにくい名前が多数存在します。<br />
<br />
「ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル軟膏」<br />
「メドロキシプロゲステロン酢酸エステル錠200mg」<br />
「メチルメチオニンスルホニウムクロライド錠25mg」<br />
<br />
などの一般名見ていると、販売名処方からなかなか一般名処方に変わらなかった理由が分かるような気がします。<br />
                                                                             <div style="text-align:right">愛グループ薬剤師 向井</div></span>]]>
    </description>
    <category>おくすりのこと</category>
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    <pubDate>Sat, 21 Apr 2012 15:20:10 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>気圧と体調</title>
    <description>
    <![CDATA[台風6号は九州の東側を通り過ぎて行きました。<br />
子供の頃はどんな暴風雨がくるのかなとか、臨時休校になるかもとかの期待もあわせて、台風が来るとなると数日前から期待と不安で胸が騒いでました。<br />
年齢が上がるにつれて台風は来て欲しくないと考える人が多くなる傾向にあるようです。<br />
私は今でも台風を楽しみにしている面がありますが、大きな被害に遭ったことがないからだと思います。<br />
台風被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。<br />
<br />
さて、台風までとはいかなくても、天気が崩れそうになると持病の神経痛が強くなったり、頭痛が気になってきたり、また喘息発作になりやすいというかたがいらっしゃいます。<br />
また晴れだと血圧が上がるということもよく聞きます。<br />
気圧と体調には密接な関係があるようです。<br />
今回は気圧と自律神経の関係を見ていきましょう。<br />
<br />
自律神経には交感神経と副交感神経の二つがあるのはご存じのとおりです。<br />
まず、交感神経は体を動かすのに適した状態にもっていく働きを持っています。<br />
気が張って緊張した状態、いわゆるアドレナリンが出た状態が交感神経が優位になっている状態で、心拍は早くなり血圧も上昇します。<br />
一方の副交感神経が優位のときには体をゆったりさせるリラックスモードになります。<br />
心拍はゆっくりになり、血管は拡張して循環がよくなります。<br />
また消化管の動きがよくなり、消化液や気道の分泌物も多くなる傾向になります。<br />
<br />
大まかに言えば活動するための交感神経、活動に備えて休息したり栄養を吸収しやすくするための副交感神経ということになります。<br />
交感神経と副交感神経はシーソーの関係にありますが、振れ方に一定のリズムがあり、昼間は交感神経寄りに、夜間は副交感神経寄りになります。<br />
<br />
自律神経のバランスは昼夜でうまく調節されていますが、気圧の変動でもバランスが変わることが知られています。<br />
<br />
高気圧→空気の濃度が高い→活動に適している→交感神経優位<br />
低気圧→空気の濃度が低い→激しい動きに不適→副交感神経優位<br />
<br />
喘息は副交感神経優位になると起こりやすい病気です。<br />
副交感神経優位のときは体は運動をしないことを前提にしているので、多くの酸素が必要ないため気道は狭くなることになります。<br />
就寝時に喘息発作が多いのは、リラックスしている就寝時は副交感神経優位になって気道が狭くなっているからです。<br />
台風前の急激な気圧の低下は副交感神経優位になりやすく、喘息発作が誘発される恐れがあります。<br />
また天候が回復に向かっているときは交感神経優位になりやすいので、血圧上昇に気をつける必要があります。<br />
<br />
気圧の体への影響は高気圧から低気圧、低気圧から高気圧に向かっている途中、すなわち気圧が変動している途中で出やすいとされています。<br />
晴天が続いたり、また台風が来てしまっている状態では体はすでに気圧に順応してしまっているので、影響はないということです。<br />
<br />
<div style="text-align:right">愛グループ薬剤師 向井</div>]]>
    </description>
    <category>おくすりのこと</category>
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    <pubDate>Tue, 19 Jul 2011 00:15:12 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>狂犬病</title>
    <description>
    <![CDATA[最近は野犬を見ることがほとんどなくなりました。<br />
日本では50年ほど前に狂犬病は根絶されましたが、海外では未だ残っている地域もあるので海外旅行者は注意しておく必要があります。<br />
全世界では狂犬病で毎年5万人以上が死亡しています。<br />
<br />
狂犬病ウイルスは犬だけが保有できるわけではなく、哺乳動物なら全て感染している可能性があります。<br />
実際、ネズミなどの野生動物に咬まれて発症してしまった例も以前はあったようです。<br />
たまたま人間の身近には犬が多くいて、咬まれることもよくあったので狂犬病という名になったのでしょう。<br />
<br />
狂犬病ウイルスが体内に入るとウイルスは神経を1日数ミリから数十ミリ移動し、脳に到達すると狂犬病を発症します。<br />
このようにすぐには脳に行くわけではないので、狂犬病の場合は咬まれた部位が重要になります。<br />
足先を咬まれた場合は余裕がありますが、肩などの脳に近い部位の場合はすぐに治療を始める必要があります。<br />
発症してしまうと２～７日のうちにほぼ１００％で死亡します。<br />
<br />
発症してしまうと治療法はありませんが、咬まれても発症する前ならワクチンの注射により予防することができます。<br />
狂犬病のワクチンは狂犬病ウイルスを接種して発症したヤギやマウスの脳から作られる動物脳由来ワクチンと、脳以外の細胞を使ってウイルスを培養した組織培養ワクチンがあり、日本などの先進国では効果と安全性の高い後者が使われています。<br />
<br />
狂犬病にかかると刺激に非常に敏感になるため、音や光などが少ない夜間のほうが行動しやすいのですが、夜間でも満月になると光が刺激になるため落ち着きがなくなるそうです。<br />
だから満月になると変身する狼男は、狂犬病ウイルスに感染してしまった人だったという説もあります。<br />
<br />
昨夜は久しぶりに綺麗な満月でした。<br />
<br />
<div style="text-align:right">愛グループ薬剤師 向井</div>]]>
    </description>
    <category>おくすりのこと</category>
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    <pubDate>Thu, 14 Jul 2011 10:45:37 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>腸内細菌</title>
    <description>
    <![CDATA[前回は乳糖を分解するのは小腸から分泌されるラクターゼだ、ということを解説しました。<br />
しかしラクターゼが少なくても、大腸内に乳酸菌がたくさんいれば乳糖を分解してくれます。乳酸菌は腸内細菌の一種です。<br />
<br />
大腸内には腸内細菌が100種類以上が存在しており、善玉菌や悪玉菌などを合わせて、100兆個以上もの腸内細菌が棲みついているといわれています。<br />
実際はもっと多くの種類や数がいるようですが、そのほとんどは培養して調べようとすると死んでしまうので詳しくは判っていません。<br />
腸内細菌の重さは大人で約1.0～1.5Kg、また排泄物のうち約半分は腸内細菌またはその死骸だと言われています。<br />
腸内細菌と動物は共生関係にあります。<br />
動物は腸内細菌に生きる場所を提供し、腸内細菌は入ってきた食物を分解することで貢献しています。<br />
<br />
腸内細菌の勢力バランスは食事の質によっても大きく変化します。<br />
野菜などの食物繊維やヨーグルト・納豆などの発酵食品が多ければ善玉菌と呼ばれる腸内細菌が優勢になり、高脂肪・高タンパクの食事が多ければ悪玉菌が幅をきかせるようになります。<br />
<br />
腸内細菌のバランスは微妙で、入ってきた食事をうまく分解できる菌が優勢になります。<br />
だから牛乳や乳製品など乳糖が多い食品が大腸内に入ってくると、乳糖を分解できる乳酸菌が多くなってくるのです。<br />
<br />
整腸剤という分類の医薬品がありますが、これは善玉菌の「乳酸菌」や「ビフィズス菌」などが成分のものが主流です。<br />
これらの善玉菌を腸内に整腸剤で定着させるには、同じものを少なくとも2週間は続ける必要があります。<br />
<br />
大腸内に生息する腸内細菌が少なくとも１００兆匹ということは、人の細胞は約６０兆個なので、人間の体を会社に例えると腸内細菌に6割以上の株式を握られていることになります。<br />
できることなら善玉菌に保有しておいてもらいたいものです。<br />
<br />
<div style="text-align:right">愛グループ薬剤師 向井</div>]]>
    </description>
    <category>おくすりのこと</category>
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    <pubDate>Mon, 11 Jul 2011 00:31:07 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>乳糖不耐性下痢症</title>
    <description>
    <![CDATA[ある高齢の患者様から、<br />
「私は小さい頃から牛乳を飲むと必ず下痢をしたのでずっと飲んでいなかったけど、焼酎を少し入れて飲むといいと友人から言われて、その通りにしたら大丈夫だったよ、はっはっは。」<br />
という話をお聞ききしました。<br />
牛乳で下痢をしてしまうのは、牛乳に含まれる乳糖を分解できない乳糖不耐性下痢症のためというのはよく知られていますが、それが酒を混ぜることで克服できた人がいたことは、科学的かはともかくとして驚きました。<br />
<br />
乳糖は小腸から出るラクターゼという酵素で分解され吸収されます。<br />
しかしラクターゼの分泌が少ない人が少なからずいて、乳糖がそのままの形で大腸に送られると乳糖の一部が腸内細菌によって分解され、その時できたある種の酸や炭酸ガスが大腸の壁を刺激したり、また乳糖が水分を腸壁から引き出してくるため下痢になってしまいます。<br />
<br />
さて、人間は赤ちゃんのときこそ母乳を飲みますが、その後は離乳食に進み、ミルクは飲まなくなります。牛乳を飲んでいるのは牛がいるからで、家畜として牛や山羊がいなかった大昔は離乳後はミルクなんて飲んでいませんでした。<br />
ラクターゼは母乳中の乳糖を分解するために用意されています。<br />
動物界を見渡してみると、離乳後にミルクをのむ動物は自然界にはいません。<br />
乳糖不耐性下痢症はここにカギがあります。<br />
<br />
家畜が人間社会に入ってきてから離乳後もミルクを飲むことになりました。<br />
離乳後もミルクを飲むようになったのは人類史上ほんの最近のことですから、離乳後にもミルクを飲むことは人間の体としては異常事態であり、実際、離乳後にはラクターゼの分泌活性は急激に低下します。<br />
でも離乳後もラクターゼの分泌がある程度保たれ続ける人がいて、その人達が「牛乳を飲める人」というわけです。<br />
だから牛乳が飲めないといっても別に不思議なことではなく、飲める人がラッキーだったとも言えます。<br />
乳幼児期以来飲んでいなくても、また少しずつ飲み続けていくことでラクターゼの活性が戻ってくる場合もあります。<br />
<br />
以前は乳糖不耐性下痢症の乳幼児のためにラクターゼが処方された時代もありましたが、現在は乳糖をあらかじめ分解してあるミルクが市販されていますので、ラクターゼは医療用医薬品からは消えてしまいました。<br />
<br />
結局、酒と乳糖不耐性下痢症の関係はよくわかりませんでした。<br />
<br />
<div style="text-align:right">愛グループ薬剤師 向井</div>]]>
    </description>
    <category>おくすりのこと</category>
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    <pubDate>Mon, 04 Jul 2011 00:30:20 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>高尿酸血症</title>
    <description>
    <![CDATA[尿酸値を下げる薬の添付文書を見ると、<br />
「痛風・高尿酸血症を伴う高血圧症の場合の高尿酸血症の是正」と書いてあります。<br />
痛風なのに高血圧？尿酸が高いだけではお薬は飲まなくてもいいのかなという疑問が出てきます。<br />
どうして高血圧じゃないと尿酸のお薬は保険適用になっていないのでしょうか。<br />
<br />
この件について尿酸を下げるおくすりのメーカの方に質問したことがあるのですが、さあどうしてでしょうねという様子で教えてくれませんでした。<br />
医薬品メーカーは膨大な製品を販売しており、自社製品全部を覚えているわけにはいかないので別に即答してくれなくてもこちらとしては構いません。<br />
判らないならメーカーの学術部に聞いてくれればいいのにとも思いましたが、教えてくれないので調べてみることにしました。<br />
<br />
結果、高血圧と高尿酸血症の併発している人は心血管事故(心臓や脳の血管障害)を起こすリスクが高く、尿酸値だけ高い人は調査結果がまちまちでよくわからないということでした。<br />
保険は「病気」を治療する行為や医薬品を対象にしているので、単に尿酸が高いだけのような状態では尿酸値を下げる医薬品の保険適用はしませんよというスタンスです。<br />
もちろん痛風発作であちこち痛くなれば鎮痛剤が保険適用になります。<br />
<br />
尿酸値が高いと尿酸の結晶ができて、その結晶が物理的に関節痛や痛風発作、尿路結石などで関節や腎臓にダメージを与えることはよく知られています。<br />
しかし近年、尿酸の結晶の有無に関係なく、尿酸値が高い状態では高血圧や肥満、糖尿病、高脂血症、肝障害、そして脳血管障害や虚血性心臓病を合併してくることがわかってきました。<br />
<br />
さらに体質のベースに高尿酸血症があると、糖尿病や高血圧、心臓病が加わった場合、それぞれの疾患単独の場合よりも心血管事故の危険性が増すことにもなるそうです。<br />
<br />
痛風発作がないから尿酸値が高くてもいいやというわけにはいかないようです。<br />
しかし尿酸値が高くても血圧が高くないならお薬の面倒は見ません、というのが健康保険の姿勢なので、生活習慣改善で対応する必要があります。<br />
尿酸は尿を弱酸性～アルカリ性にしたり、水をたくさん(1日２㍑程度)飲むことで排泄されやすくなります。尿をアルカリ性にするには野菜中心の食事や酢の物をとることが有効です。<br />
プリン体が多い食品はダメともよくいわれますが、プリン体食品の制限は努力の割に効果が乏しいので、プリン体に気をつけながらもバランス良く食べることが重要です。<br />
<br />
ビールはダメでも焼酎ならいいんじゃないかという話も聞きますが、アルコール自体が尿酸の産生を高め、尿からの排泄を抑制する働きがあります。<br />
残念ながら酒の種類に関係はありませんので控えて下さい。<br />
どうしても飲みたい場合はそのあとに水も酒以上に飲むようにして下さい。<br />
アルコールは利尿作用により脱水方向に持って行きます。そのときに水を補うことが必要になるのです。<br />
<br />
<div style="text-align:right">愛グループ薬剤師 向井</div>]]>
    </description>
    <category>おくすりのこと</category>
    <link>https://aicare.atgj.net/%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%81%99%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/%E9%AB%98%E5%B0%BF%E9%85%B8%E8%A1%80%E7%97%87</link>
    <pubDate>Sat, 02 Jul 2011 00:19:13 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>降圧剤</title>
    <description>
    <![CDATA[アメリカの３２代大統領フランクリンルーズベルト氏は人望のある有能な政治家でしたが、重度の高血圧に悩まされていました。<br />
<br />
主治医が高血圧の危険性を十分に認識しておらず、また血圧が高いことが判ってからの治療は生活習慣改善に重点が置かれました。<br />
しかしこの生活改善案は安静や食塩制限、体重減量など生活にかなりの制限をかけるものだったようで、激務の大統領職にあっては到底受け入れることができず、血圧は高いままで推移していき第2次世界大戦終結の4ヶ月前、脳出血により６５歳で生涯を終えました。<br />
晩年の頃は血圧が300を超えることもあり、没する2ヶ月前のヤルタ会談では動くと危険なので担架で会場まで移動したそうです。<br />
<br />
血圧を下げておく方が将来の脳卒中や脳梗塞の危険性を減らすことができると判ってきたのはそんなに昔のことではなく、ルーズベルト氏の少し前の時代までは死ぬときは血圧は下がるのだから高くても構わないと考えられていました。<br />
<br />
今ではどれくらいの血圧なら将来の血管障害の危険度がどのくらいなのかが統計的に判っています。そして高血圧に有効なお薬が次々と開発され、１日１回だけのものが主流になり飲みやすさも向上しています。<br />
<br />
血圧のお薬は飲んだが最後一生飲み続けるかというと、必ずしもそうではありません。<br />
血圧を上げている原因が判っている場合、例えばストレスや生活習慣の乱れ、運動不足、肥満、塩分過多、喫煙などが原因だったとして、それらが解消されたら血圧も下がることになるので降圧剤も止めていいことになります。<br />
しかし高血圧の９割は原因不明の本態性高血圧というタイプになります。<br />
この場合は降圧剤を飲み続けることが推奨されます。<br />
<br />
ルーズベルト氏がもう少し長生きしていたら、日本への原爆投下はなかったと言われています。<br />
有用な降圧剤が当時あったなら、きっと彼も毎日服用してもう少し長生きできたのでしょう。<br />
<br />
血圧が高くても長生きする人は多くいらっしゃいますが、統計的に見れば基準値以下に抑えておく方が老後を無事に過ごすことができる確率が高いようなので、血圧が高いようでしたら早めに医師に相談されることをお勧めします。<br />
<br />
<div style="text-align:right">愛グループ薬剤師 向井</div>]]>
    </description>
    <category>おくすりのこと</category>
    <link>https://aicare.atgj.net/%E3%81%8A%E3%81%8F%E3%81%99%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/%E9%99%8D%E5%9C%A7%E5%89%A4</link>
    <pubDate>Fri, 01 Jul 2011 00:21:51 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>漢方薬エキス顆粒</title>
    <description>
    <![CDATA[小学生の頃はたまごふりかけが大好物でした。<br />
でもたくさんかけると叱られるので、自分で作れないかと思い立ったことがあります。<br />
たまに食卓にゆで卵が出てきたときに黄身をほんの少しだけ隠し持って、少量の水を加えて練り、机の裏に貼り付けたままで学校に行きました。<br />
帰宅して調べてみるといつも固く貼り付いていて、ふんわりカリカリのたまごふりかけにはなりませんでした。<br />
<br />
フリーズドライは水分を含んだ食品などをマイナス30℃程度で急速に凍結し、さらに減圧して真空状態で氷の状態の水分を昇華させて乾燥させたものです。<br />
昇華とは固体が液体の状態をを経ずに直接気体になることで、ナフタリンやドライアイスが身近な例です。<br />
食品などを急速に凍らせて減圧すると、氷になった部分だけ消えて無くなるので、小さな空間がたくさんできる多孔質、すなわちふんわりカリカリになります。<br />
水で戻すときにもその空間に水が簡単に入っていくので、乾燥する前の状態を再現しやすい特徴があります。<br />
<br />
医薬品でフリーズドライの代表格は漢方薬でしょう。<br />
本来、漢方薬は植物や動物・鉱物など自然界に存在する、いわゆる生薬を長い経験により上手く数種類組み合わせて、病気の治療に役立つように考えられたものです。<br />
生薬はそのままかじって呑み込むわけにはいきませんので、一旦鍋や鉄瓶で煎じて飲む必要があります。でもそれにはとても時間と手間がかかります。<br />
この煎じた漢方液剤を凍結して減圧乾燥させると、現在よく使われている漢方エキス顆粒になります。<br />
<br />
漢方薬を苦手な人は多く、オブラートで飲んでいる人もいらっしゃいます。<br />
しかし漢方薬は、その香りや味も薬効のうちとされています。<br />
私の知り合いに漢方薬店の2代目がいて、その人は漢方エキスを水なしで飲めるのが自慢でした。<br />
水なしやオブラートで呑み込んでしまうのは漢方薬の効果を十分に引き出しているとは言えません。湯や微温湯に溶かして味わいながら飲むことが基本です。<br />
溶かすことによってフリーズドライする前の本来の煎じた漢方薬に戻ります。<br />
<br />
フリーズドライのコーヒーや味噌汁ををそのまま飲む人はいませんよね。<br />
香りや味も薬効のうちと聞けば、いままで苦手だった漢方も少し楽しんでみようかという気になりませんか？<br />
<br />
<div style="text-align:right">愛グループ薬剤師 向井</div>]]>
    </description>
    <category>おくすりのこと</category>
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    <pubDate>Thu, 30 Jun 2011 00:16:48 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>あせも</title>
    <description>
    <![CDATA[南九州では早くも梅雨が明けてしまいました。<br />
例年なら7月半ばくらいに明けるので、2週間は早い計算になります。<br />
小中学校のころは、梅雨が夏休みまでに明けてくれるかどうかで気をもんだ思い出があります。<br />
夏休みに梅雨が食い込んでしまうと、なんだか損したような気分になりました。<br />
<br />
梅雨が明けるとあせも(汗疹)の季節です。<br />
あせもは汗をかき続ける状態が続くとなりやすいのは皆さん経験的にご存じでしょう。<br />
汗が汗腺に残ってしまい皮膚の中に漏れ出てしまうと白い汗疹となり、これは自然に治ってしまうことが多いようです。<br />
また汗を掻いたままの状態にしておくと汗が原因で皮膚に炎症ができてしまうこともあり、これが赤い汗疹となり、炎症がひどいとお薬で治す必要も出てきます。<br />
<br />
あせもの予防は汗をそのままにしておかないことに尽きます。<br />
まめに洗い流すことが理想ですが、濡らしたタオルなどで汗をふきとったり、着替えをしてしまうことも有効です。<br />
<br />
あせもでもひどくなると他の皮膚炎と同じく、痒みや炎症を和らげる効果のある塗り薬を使うこともあります。<br />
軽いステロイドの入った塗布剤を処方されることもありますが、ステロイド剤はなんだか恐そうだからといって適当に使っていると結局治療が長引いてしまい、ステロイド剤を当初の予定以上に使うことにもなりかねません。<br />
医療機関では塗り方や止め時などの説明をよく聞いて守って下さい。<br />
<br />
軟膏やクリーム剤を塗るときはすり込まずに延ばすように塗って下さい。<br />
すり込むと皮膚に刺激を与えることになり、痒みや炎症が誘発されてしまいます。<br />
一度手のひらに塗り広げて、その手のひら全体で患部をなでるように塗るのがいいでしょう。<br />
<br />
汗をかいたら早めに流す、汗疹になっても早めに対処することが悪化を防ぎます。<br />
<br />
<div style="text-align:right">愛グループ薬剤師 向井</div>]]>
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    <category>おくすりのこと</category>
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    <pubDate>Wed, 29 Jun 2011 00:27:43 GMT</pubDate>
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    <title>湿布</title>
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    <![CDATA[お薬を渡し終わって「お大事になさってくださいね」の後に、<br />
「兄ちゃん、今日はサロンパスは出ていなかったかなあ。」<br />
と言われることがあります。<br />
高齢の方は湿布のことをサロンパスと呼ばれる方が多いようです。<br />
サロンパスは湿布の代名詞ともなっているくらいですので、昔からよく売れていたのだろうと想像できます。<br />
サロンパスの名前は主成分の「サリチル酸メチル」と「プラスター剤」を組み合わせて付けられたそうです。<br />
<br />
鎮痛用貼付剤、いわゆる「湿布」は需要の多い医薬品のひとつです。<br />
ひとくちに湿布といってもすり下ろした大根を布に塗っただけの民間療法の湿布から、医薬品として使われている湿布まであります。<br />
湿布は消炎鎮痛成分とスーっとする成分、そして水分が入っているいわゆる湿布(パップ剤)と、消炎鎮痛成分と刺激成分を主成分にした水が入っていないプラスター剤に分けられ、それぞれにトウガラシ成分の有無によって温感タイプと冷感タイプが用意されています。<br />
パップ剤は水分が蒸発することによる冷却効果も期待できます。<br />
<br />
痛いときに患部を温めた方がいいか、冷やした方がいいかとよく聞かれます。<br />
原則としては急性期で腫れて熱感があるようなら冷感タイプを選び、慢性的な痛みならばどちらでも構いません。<br />
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湿布は治療上重要なアイテムですが、近年の医療費増大により湿布を保険外にしようかという案も出ています。<br />
湿布は市販のものもたくさん販売されているからそちらを買ってください、医療保険でなくても十分じゃないですかというわけです。<br />
適正な部位に適正な回数だけ貼ることが必要です。<br />
痛みはないけど貼れば気持ちがいいから貼る、そんな本来の医療から外れた目的で使う人がいらっしゃれば、保険から外されてしまう日が本当に来るかも知れません。<br />
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<div style="text-align:right">愛グループ薬剤師 向井</div>]]>
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    <category>おくすりのこと</category>
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    <pubDate>Tue, 28 Jun 2011 00:22:52 GMT</pubDate>
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